スワップ運用の基礎知識

スワップポイントはいつもらえる?『3倍デー』と付与のルールをチェック!

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FXでポジションを保有していると、日々スワップポイントが付与されます。

この嬉しいスワップポイント、一体いつ貰えるんでしょうか?

24時間保有したら?

0時を過ぎたら?

3日分もらえる『3倍デー』って?

 

という疑問について、この記事で解説していきます。

 

一言でまとめると

・答えは『NYクローズ(07:00、米国夏時間帯は06:00)をまたいだら』

・ただし、実際に付与されるタイミングはFX会社によって異なる

・3倍デーは通常水曜日。

※それぞれ、FX会社によって微妙にルールが異なる。

 

その前に『受渡日』を理解しよう

スワップポイントの仕組みを理解する上で、押さえておきたいポイントが『受渡日』という概念。

FXでドルを買っても手元にドル紙幣が来る訳ではないので実感はありませんが、実はFXには『約定の2営業日後に現物の受け渡しを行う』というルールがあります。

 

一日に何回も何十回も取引をする人、何百回も何千回も取引を行う金融機関にとって、その度に通貨の移動を行っていたら・・・とてつもない労力です。

その為、FXで新規建したり決済したタイミングでは『後日、実物を受け渡す約束』だけ取り付けて、実際のやり取りは行いません。

その日のうちにポジションを決済したら、差額のやりとりだけで完結する。

※正確にはFX会社ごとに細かいルールが異なります。イメージする為に簡略化しています。

 

じゃあ『その日のうちに決済したら』っていうけど『その日のうち』って何だよ、24時間?午前0時?って話になってきます。

答えは『米国市場の取引終了時刻(NYクローズ)を迎えたら』

米国標準時間期間(11月第一日曜~3月第二日曜)は日本時間07:00、米国夏時間(サマータイム)期間は日本時間06:00です。

FX最大のマーケットはアメリカ・ニューヨーク。ここでの取引時間が世界の共通ルールになっています。

 

NYクローズをまたいでポジションを保有することをロールオーバーと言い、ロールオーバー時にスワップポイントの付与が判定されます。

そしてロールオーバーすると、その2営業日後に受渡が発生する。(これはFX会社側の問題であって、ユーザーの目には見えないイベントですが。)

標準時間なら07:00を跨げばその時点でスワップポイントが発生するので、6:59にポジションを持って7:01に決済してもOKです。

※実際には、多くのFX会社でNYクローズ前後にメンテナンスを挟みます(6:55~7:05など)。その場合、6:54にポジションを持って7:05に決済するのが最短になります。

 

ただし、判定はNYクローズだけど実際に口座に反映されるのはお昼~夕方頃になるFX会社がほどんどです。

 

NYクローズで判定されて、昼~夕方頃付与される。(FX会社により異なる)

 

水曜日はスワップポイント3倍デー!

月曜日にポジションを建てて、火曜日まで持ち越した時、火曜日の更に2営業日後、木曜日が受渡日になります。

では、水曜日に保有したポジションはどうなるでしょうか。

木曜日の朝にロールオーバーが発生して、その2営業日後・・・土日を挟んで、月曜日になります。

水曜日に取引したポジションは、月曜日に取引したものに比べ受け渡しまでの期間が長いので土日の分のスワップポイントも貰えるのです。

つまり、水曜日はスワップ3倍デー

 

あれ?木曜日の受け渡しは火曜だし、金曜の受け渡しは水曜じゃない?と思ったあなた!

鋭いです。

ここまで、それっぽい説明をしましたが、実態としては土日の分は水曜にまとめて付与するのが業界の慣習になっているという方が正しい説明かもしれませんね。

 

3倍デーを利用したトレード?

水曜日から木曜日にロールオーバーすると、3日分のスワップポイントが付与されます。

つまり、日本時間で木曜日の6:55頃にポジションを保有し、7:05に決済(メンテ跨ぎ)することで、僅か10分程で3日分のスワップポイントを得ることが出来ます。(米国標準時間の場合)

・ドル円1万通貨なら証拠金約5万円に対して150円ほど。

・トルコリラ円1万通貨なら証拠金約1万円に対して300円ほど。

・・・たった10分で3%増えるってヤバくない?

 

と言いたいところですが、実際にはこれにスプレッド分のコストとメンテ跨ぎでの値動きリスクが伴います。

ドル円のスプレッドを0.3銭としたら、利益は150円→120円に減少。

トルコリラ円のスプレッドを1.9銭としたら、利益は300円→110円に減少。

更に、この3倍獲得狙いのトレードが集中して値動きが荒ぶる傾向がありますから、軽い気持ちで手を出すとかえって損をするリスクがあるでしょう。

こんな方法があるのは事実ですが、安易に手を出すのは危険です。

 

祝日を挟むと4倍デー、5倍デーも!?

土日の分は水曜日にまとめて付与される。では、月曜日が祝日だったら?

そうすると、一般的には水曜日に4日分のスワップポイントが付与され、木曜日のスワップポイントが0日分となります。

大型連休などだと、5日分、6日分のスワップポイントが付与されることも!

ただし、これは取り扱う通貨ペアによっても異なります。日本が祝日なら全通貨一律に4日分付与されるFX会社もあれば、ドル円は4倍だけどユーロドルは3倍、なんてこともしばしば。

日本の祝日だけでなく、海外の祝日の影響を受けることもあります。これらはそのFX会社の方針や、カバー先銀行などによっても変わりますね。

 

FX会社によって細かいルールは異なるので注意!

ここまでスワップポイントの付与タイミングや3倍デーについて説明してきましたが、あくまで一般的なものであり、FX会社によって異なる場合もあります。

例えば、OANDA JAPANは秒単位でスワップポイントを付与するセコンドバイセコンドスワップという方式を取っています。

3倍デーもFX会社によって月曜だったり、木曜だったり、金曜だったりとマチマチ。(火曜日というFX会社は少ないかも?)

祝日の扱いも各社バラバラです。祝日は無視して毎週同じカンレンダー!というFX会社も。

どれが有利ということはないですが、自分が使うFX会社のルールはしっかり抑えておきましょう。

 

まとめ

・スワップポイントは、NYクローズを跨いでロールオーバーすると発生!

・水曜日のNYクローズ(日本時間木曜朝)はスワップポイント3倍!

・祝日などによって4倍5倍もあり得る!

・ただし、FX会社によってルールが全然違うこともある。必ず確認を。

 


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