スワップ運用手法

下落通貨の底を狙う『買い下がり』とは|スワップ運用の投資手法

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スワップ運用をしていると、一番の心配事って『通貨の下落』ですよね。

特にトルコリラなんかは下がり一辺倒。

そんな通貨下落に対抗するためのスワップ投資手法『買い下がり』について紹介します。

 

・買い下がりとは?

・買い下がりのメリット、デメリット

・買い下がりに向いたFX会社の選び方

というポイントで、まとめていきます。

 

簡単に言うと

『1円下がるごとに追加購入』のように、一定の値幅ごとに買い増していくこと。

値下がり局面に強く底を拾える魅力がある一方、資金コントロールが必要。

攻撃力:★★☆☆☆(カウンター型)

防御力:★★★★☆

 

買い下がりスワップ運用とは?

買い下がりとは、『通貨が一定の下落をする度に買い増しを行う』投資手法です。

 

分かり易い例で言うと、図のように『1円下がる度に1万通貨ずつ買い増していく』というイメージですね。

基本的にはその度に追加入金をしていきます。

 

いわば『計画的なナンピン』です。

1円刻みではなく、0.5円幅でも2円幅でもいいですし、『95円以下は2万通貨ずつ買う』というように買い方に差を付けるのも一つの方法です。

また、『90円以下は買わない』といった境界を設けるのもアリですね。

重要なのは、行き当たりばったりではなく計画的であることです。

 

ナンピンとは:買った後に下落した際に、当初よりも下の値で買い増すこと。

平均取得価格が下がるので、±ゼロになる分岐点を引き下げられる。

 

積立と買い下がりの関係性

積立と買い下がり、一見すると全然違う投資法に見えますが、実はリスクを軽減する為の分散投資という意味では同じ目的を持っています。

違うのは、積立は時間軸を基準にして分散するのに対して、買い下がりは価格を軸に分散するということ。

 

どちらもリスク軽減策なので、上手く組み合わせることで安定した投資が行えます。

 

買い下がりスワップ運用のメリット

買い下がりのメリットは、ズバリ『下落局面で底値を拾いに行けること』です。

 

積立の場合、下落したタイミングと購入のタイミングが一致しないと安値を逃してしまいます。

しかし、買い下がりで指値を入れておくことで急落時にも確実に拾え、下落で不安になるといった心理的要因も排除することができます。

これが本当に相場の底でハマると、大きな利益を狙えるのが魅力です。

 

本当に急落する際には3円落ちて2円戻すなんてこともあるので、2,3本先まで指値注文を入れておきましょう。

私は5本先まで注文しています。

 

また、下落を前提に資金管理を行うので『何円まで落ちても大丈夫か』というのが明確です。

例えばTRY/JPY=25円の時に、1円下がる度に1万円入金すると仮定して、いくらまでの下落に耐えられるかというと・・・

1,000通貨ずつ買うなら:7円まで

2,000通貨ずつ買うなら:17円まで

3,000通貨ずつ買うなら:21円まで

25円から7円までの下落ということは18円の下落。最初のポジションも含めて、19万円の資金が必要になってきます。

ロットを倍にすれば、資金も倍。『どこまで落ちそうか』『どのくらい資金を出せるか』のバランスを考えながら調整していきましょう。

 

買い下がりスワップ運用のデメリット

買い下がりのデメリットは二つあります。

『上昇してしまったら一件も約定しない』ことと、『急落した場合に急激にポジションが増える』ことです。

 

買い下がりは下落を前提として注文や資金を管理していくので、開始早々に相場が上昇に転じた場合、ほとんどポジションが無いまま終わってしまいます。

逆に想像以上に下落ペースが速かった場合、ポジション数が急激に増えるのでその分だけ資金を用意する必要があります。

あらかじめ資金を確保している場合は問題ないですが、生活費から少しずつ捻出する場合には想定外の出費に悩まされるかも。

 

これらのデメリットは、相場の変動という予想困難なものを基準に分散する為に起こるものです。

ハマれば強いけど、外すと弱い。

その為、他の投資手法と組み合わせて使うことをおすすめします。

 

買い下がりスワップ運用に適したFX会社の選び方

FX会社を選ぶ際には、以下のようなポイントが基準になってきます。

・会社の信頼性

・スワップポイントの高さ

・スプレッドの狭さ

・取引ツールの使いやすさ

・最小取引単位

この中で、買い下がりに重視されるのは『スワップポイントの高さ』です。

上記例のように1万円単位で行う場合には『最小取引単位』も重要ですね。

 

もちろん、会社の信頼性、ひいては急落時にしっかり約定するか=『約定力』も重要ですね。

 

重要度高:スワップポイントの高さ・会社の信頼性・(最小取引単位)

重要度低:スプレッドの狭さ、取引ツールの使いやすさ

積立同様に、売買を繰り返す訳ではないのでスプレッドの重要度は低めです。

 

まとめ

・買い下がりは下落局面で積極的に底値を狙う『カウンター型』の投資法。

・一方、外すと完全に空振りしてしまうので他の手法と組み合わせよう。

・特に、下落が止まらないトルコリラに有効。

 

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